ゴルフ百科事典

グリーンの刈高は、何を基準に決める?

グリーン刈込み・刈高

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まず答え

、季節の生育、グリーンの起伏、狙う速さ、芝の健康、芝刈機の設定などを合わせて決めます。最も低く刈ることが目的ではなく、必要なプレー性を満たせる範囲で、できるだけ芝に余裕を残す高さを選ぶのが基本です。

詳しい解説

パッティンググリーンのは、全国共通の一つの数字で決めるものではありません。USGAは、芝種、グリーン表面の起伏、季節ごとの生育速度、狙うを主な判断材料として挙げています。さらに、使用する芝刈機の設定、求める仕上がり、作業人員などでも実際に維持できる刈高は変わります。

葉面積を大きく失うと光合成に使える部分が減り、根の維持や損傷の回復に使う余力へ影響します。ただし適する刈高は芝種・品種や季節・光環境などで異なります。図は葉を単純化した面積比較で、刈高の推奨値や根量の変化を予測しません。

刈高を下げると一般にボールは速く転がりやすくなりますが、葉の面積が減るため芝への負担も大きくなります。特に高温、乾燥、病害などのストレスが強い時期に低刈りを続けると、芝が薄くなったりが起きたりしやすくなります。そのため季節や芝の状態に応じて刈高を上げる判断も必要です。

また、同じ刈高でも同じグリーンスピードになるとは限りません。USGAは、芝種、気候、季節、傾斜、表面形状など多くの条件が速度へ影響するため、特定の刈高と特定のスティンプ値を一対一で結びつけられないと説明しています。必要な速さを出したい場合も、刈高だけを下げ続けるのではなく、などを組み合わせることで、刈高を少し高く保ちながら表面性能を整えられる場合があります。

実務では、まず芝が健全に維持できる範囲を守り、その中で狙う速さ・滑らかさを満たせる高さを探します。暑さや乾燥が強い時期は少し高くし、状態が良い時期や短期間の競技準備では慎重に下げるなど、年間を通じて固定しないのが基本です。つまり刈高は『低いほど良い』ではなく、プレー性と芝の健康の両方が成立する点を選ぶ設定です。