灌水・土壌水分管理
グリーンは、水を多くまくほど良くなる?
いいえ。芝が必要とする水分を、不足も過剰もない範囲に保つことが重要です。水が多すぎても根域の酸素不足や表面の軟化につながります。
芝に水は不可欠ですが、過剰な灌水は良い管理ではありません。土の水分が多すぎると空隙が水で埋まり、根域の酸素が減りやすくなります。グリーン表面も軟らかくなり、ボールマークや足跡が出やすく、条件によっては病害や根の衰弱のリスクも高まります。
乾かしすぎれば、芝は乾燥・暑熱ストレスを受けて急に品質を落とすことがあります。そこで管理者は「全体へ同じ量をたっぷり」ではなく、土壌水分計、蒸発散量、天候、芝種、根域構造を見ながら必要な場所へ必要な量だけ補います。乾きやすい部分だけ手散水するのもそのためです。
良い管理は、水を増やすことではなく、水分を適切な範囲にそろえることです。最適な範囲はコース、季節、芝種、天候で変わります。
ゴルフ百科へ
最終更新