暖地型芝の 比較|高麗・バミューダの 品種と 使われる 場所
芝・グリーンのまとめ
あとで読む保存した記事へ →
暖地型芝は一種類ではありません。同じ仲間でも、グリーンに向く低刈り用の品種と、フェアウェイやティーで使う品種を分ける必要があります。
まず芝種・実用上の呼び名・品種名を区別し、その後に使う場所を確かめます。葉が細いという見た目だけで品種や管理方法まで決めると、違う芝を同じものとして扱ってしまいます。
高麗・姫高麗という呼び名を整理する
野芝・高麗芝・姫高麗芝は、同じ分類段階の正式な植物種名を三つ並べたものではありません。ゴルフや造園での高麗芝の呼び方と、植物分類上の和名にもずれがあります。
補修材や新品種を比較するときは、呼び名に加えて学名、品種・系統、供給元を確認します。Zorroは公式資料間で分類表記が分かれており、ここでも一方へ決めつけず用途と評価条件を重視します。
使われる場所で品種を比較する
暖地型の中にも、パッティンググリーンを想定した非常に細かく密な芝面を作る品種があります。反対に、フェアウェイで実績のある品種を、そのまま低刈りのグリーン用と考えることはできません。
下表は用途を理解するための整理です。導入可否や優劣は冬の低温、夏の暑さ、日照、刈高、管理水準を含む現地評価で確認します。
| 芝・品種 | 比較する場所 | 確認の焦点 |
|---|---|---|
| 野芝・高麗・姫高麗 | 呼び名だけでは用途を確定できない | 学名・系統と実際の管理刈高 |
| Lazer | パッティンググリーン向けゾイシア | 低温・日照・低刈り条件への適応 |
| Zorro | フェアウェイ・ティーなど | 耐陰性と病害ごとの反応 |
| Tifway 419 | フェアウェイ・ティーなど | 利用量・回復と栄養繁殖での造成 |
| Tif3D・TifEagle | パッティンググリーン向けバミューダ | 低刈り管理と季節ごとの維持条件 |
冬の色と、一年のプレー性を分けて見る
暖地型芝は低温期に生育が鈍り、休眠することがあります。褐色だから即座に枯死したと判断せず、地域と芝の性質、越冬後の回復を見ます。
冬の見た目を補うオーバーシードにも、春の移行という負担があります。品種選びは夏だけの評価で終わらず、年間の利用時期、造成・補修方法、維持できる作業まで合わせて考えます。