コラム

ギアのコラム一覧へ →

ギア/シャフト 調査・執筆 公開

ディアマナ歴代モデルを比較

世代・重量・硬さで変わる振り心地と球筋、BB・WB・RBまで

BB 73Sは重さを感じにくく振れたのに、73TXでは球が上がらずキャリーが足りなかった。吉田朋広氏が同じヘッドと長さで打ち比べた原試打には、同じBBでも硬さによって感触と球が変わる例が残っている。

カイリ・アヒナ・イリマから現行のBB・WB・RBまで、まずは世代と型番をたどる。そのうえで、軽いSにするか、重いRやSRを選ぶか、XやTXまで試す理由があるかを考えたい。従来の記事に重量・硬さの比較を加え、実際に打った人の感触と球筋まで追った。

国内市販のドライバー用ディアマナを対象に、2026年10月30日に重量・硬さの比較を追記。公式仕様と記名の原試打を参照し、未確認の組み合わせは編集部の比較候補として示す。本文の試打結果は各試打者のもので、GOLF DNA自身の実測ではない。

色を選んだあと、重量と硬さで戻るタイミングを合わせる

白系の手元の間が好きでも、アヒナ、DF、WBを同じタイミングで振れるとは限らない。青系も、Bの全体のしなり、BFの小さな動き、BBのなだらかな戻りを比べると、好みが分かれる。色に加え、使っていた重量と硬さまで思い出すと次の候補を選びやすい。

BB・WB・RBから試す人も、最初から63Sへ揃える必要はない。今の純正と近い重さから打ち、硬さを替えて切り返しの間や打点が揃うかを確かめたい。

初代から第6世代まで|通常モデルと並行モデルの系譜

TB・PD・GTが揃った第5世代では、通常の赤系は発売されていない。GTを「TBの次の青」や「この世代の赤」と覚えるより、ZFの流れを引く中間のしなりを比べるモデルとして見ると、旧作からの候補を取り違えにくい。

ディアマナの系譜|通常シリーズと並行モデルを区別
世代・時期通常の系統ここを取り違えない
起点・2004年〜S=青/D=白/M=赤初代の呼び名。現在の同色と同じ設計ではない
第2世代・2008〜10年Kai’li/’ilima/’ahina青・赤・白の順で登場。現在のKai’li製品名とは別に特定
第3世代・2012〜14年B/W/R同じ色でもしなり量と戻り方を変更
第4世代・2016〜19年BF/RF/DF、さらにZFZFは青と白の間を狙う追加系統
第5世代・2020〜22年TB/PD/GT赤系は不在。GTはZF側の系譜。2023年には白系WSも登場
第6世代・2024〜25年WB/BB/RB白・青・赤の3つのキャラクターを再び比較しやすくした
並行・限定モデルX(2012/2017)、D-LIMITED、Stinger(2026)通常3色の最上位版として一列に並べない

BB・WB・RBの設計と、試打で見たい球

先側の助けを借りたいならBBとRB、手元で待って先を落ち着かせたいならWBが最初の比較になる。RBで高く出たとしても、薄い当たりが増えてキャリーを失っていないかは確かめたい。弾道計測と一緒に打点も残そう。

第6世代3本の比較|設計の狙いと、試打で見たい球
モデル手に感じたい動き球筋で見ること
BB・青系切り返しから当たり際まで、大きな段差なく戻る自分の振り方で打点と左右が揃うか
WB・白系手元側でしなりを受け、先の動きを抑えて押す左を怖がらず振れるか。高さ・スピン不足にならないか
RB・赤系中間から先の戻りが、当たり際を助ける高く打ち出せるか。薄い当たりや左の大きな球が増えないか

BB|全体のつながりを使って、自分のテンポで戻す

国内公式のDiamana BB 63 S
Diamana BB。公式写真の表示は63 S。63という名前でも、公表重量は61.0g。

BBは手元から先へなだらかにつなげ、切り返しから当たり際まで大きな段差を感じにくくした設計だ。GDOの原試打ではシオさんは5Sのタイミングを取りやすいと評価し、G430 LSTで6Xを打ったコウタロウ氏は先の支えを感じている。

どちらもBBだが、打ち手もヘッドも違う。重量と硬さの違いを追うなら、次の吉田朋広氏によるステルス2・45.5インチの比較が参考になる。手元を硬くしたとき、重さを足したときに、本人がどこで間を取りやすかったかを見ていこう。

BB 53・63のR/SR/S/X/TX|手元の張りをどう合わせるか

吉田朋広氏は2025年2月4日、ステルス2・45.5インチで53と63を比較した。Sは手元から中間の張り、R・SRは切り返しのしやすさを評価。Xでは手元の硬さを強く感じ、TXは全体が硬くても動きが揃って振りやすいと感じたという。

吉田氏の原試打の要約。重量は国内公式のカット前値
硬さ53/63の重量本人が感じた違い
R50.0g/60.0gタメを作りやすく、穏やかなしなりを使えた。
SR51.5g/60.5gSより手元のしなりを感じ、切り返しやすかった。
S53.5g/61.0g手元から中間に張りがあり、中間から先の動きで球をとらえた。
X55.0g/61.5g手元の張りが強い。63Xではグリップの下に硬さを感じた。
TX56.0g/62.0g全体が硬いぶん動きに一体感を感じた。硬さを扱えるかは本人のロフトや振り方次第。

63Sと63SRはわずか0.5g差。重さをほぼ保って手元の間を変えたいときに比べやすい。53Sを軽く感じるからと、硬さも上げて63Xへ飛ぶより、63Rや63SRを挟むと重量の違いを追いやすい。

BB 43のR2・R・SR・S・X|軽くても張りの強い仕様はある

同じ吉田氏の2025年2月11日の試打では、43Sは軽さより手元と中間の張りを感じた。R・R2は自然にタメを作れ、SRはSより扱いやすく、43Xは手元から先まで動きが少ない感触だったという。

BB 43の硬さを替えた原試打。ヘッド・長さは前編と同じ
仕様/重量原試打での比較点
R2・43.5g/R・44.5g手元側がしなり、中間から先も動く。つかまりを得やすかった。
SR・46.5g50g台を重く硬く感じる人の比較候補として評価。
S・48.0g手元が潰れにくく、中間も引き締まる感触。
X・49.0g軽くても動きは少なく、張りを使って自分で振りたい人向けの感触。

別のGDOメーカーPRで山田水萌氏は、43R2を少し柔らかく感じ、43Rのほうが自然にドローで戻せて好みだった。柔らかいほど右ミスが減るという選び方にはならない例だ。PRの感想と吉田氏の同条件比較は混ぜずに読む。

BB 73S・73X・73TX|重さより、硬さで振れなくなった例

吉田氏は73Sを、63Sに近い挙動のまま重量が加わる感触と評価した。一方、73Xでは手元が一気に硬くなり、73TXは球が上がらずスピンも足りなくなって、本人にはキャリー不足だった。

BB 73の国内公表重量と、同じ人の試打
仕様重量本人の感触・球
S70.0g重さを感じにくく、手元のしなりを使って滑らかに振れた。
X70.5gSと0.5g差だが、グリップ下の硬さを強く感じた。
TX72.0g先の動きも減り、本人には高さとキャリーが足りなかった。

73Sで重さが合う人が73Xを打つなら、球の高さとキャリーまで残せるかを確かめたい。63から73へ重さを増す試打と、73のまま硬さを上げる試打は、別々に進めるほうが選びやすい。

WB|手元で受けて、先の支えを使って押す

国内公式のDiamana WB 53 S
Diamana WB。公式写真は53 S。本文で触れる63 Xの原試打とは仕様を分ける。

WBは切り返しで手元側に負荷をかけ、当たり際は先端の支えを使いたい人の候補になる。BBの全体のつながりより、手元側で間を作れるかを比べたい。

鶴原弘高氏がJPX ONEの同じヘッドで60g台Xを比べた試打では、WBはBBよりしなる位置が手元へ移り、厚く当たって低スピンになる傾向だった。ただし本人はXが硬すぎるとも感じている。先端の落ち着きが好きでも、同じXを選ぶとは限らない。

WB 53S・63S|軽いほうでも、しなりは控えめに感じた

鶴原弘高氏の2024年5月1日の原試打では、53Sでも手元から中間がうっすらしなる程度で、軽量側のわりに強い感触だった。63Sでは全域の動きがさらに小さく、強く振っても頼りなさを感じず、低い打ち出しと少なめのスピンになったという。

WBの重量を替えた原試打と、編集部の次の候補
仕様/重量確認された感触、または比較する理由
53S・54.0g鶴原氏は手元から中間の広い範囲が少ししなる感触と評価。
63S・61.0g同氏は全域の動きが小さく、低めの強い球を打ちやすかった。
53SR・53.0g/63SR・61.0g編集部の比較候補。Sが硬いなら、重量を大きく変えず手元の間を作れるかを試す。
53X・55.0g/63R・60.0g編集部の比較候補。軽い張りのある仕様と、重さを残したRを打ち分ける。

GDOメーカーPRでは、福田大輝氏はWB 73Xの手元のしなりにタイミングが合わず、同じ73XでもBBを好んだ。白を硬くすれば左ミスが消える、と決めず、手元の動きを自分が待てるかまで比べたい。

RB|中間から先の戻りで、高さとつかまりを助ける

国内公式のDiamana RB 63 S
Diamana RB。国内公式写真は63 S。公式の調子表記は中調子。

RBは先側の曲げ剛性を下げ、打ち出しを助ける赤系だ。国内公式は中調子表記。先調子のように感じたという試打コメントとは、カタログの区分を区別して読んでおきたい。

G440 MAX・10.5度でRB 5Sを打ったシオさんは、先だけが激しく動くより、中間から大きく戻って高いドローを打ちやすいと評価した。反対に、鶴原氏の60g台X試打では薄い当たりも増えた。先の戻りが自分の手の動きと重なるか、間に合わないかで、得られる球は変わる。

RBのR2・R・SR・S・X・TX|つかまりを残して、どこまで張るか

2025年3月4日の吉田氏の原試打は、ステルス2・45.5インチで43R2から83TXまでを扱う。R・SRではしなりとつかまりを感じやすく、Sでは手元の支え、Xは手元に負荷をかけて当てる感触が増した。TXもRBらしいつかまりを残す一体感があったという。

同じ原試打のフレックス別評価を短く整理。国内公式重量を併記
硬さ重量の例報告された感触・球
R2/R43R2 43.5g/53R 50.0g中間から先の動きで球をとらえやすかった。
SR53SR 51.0g/63SR 61.0g高さとつかまりを感じやすく、振り抜きやすいと評価。
S53S 52.0g/63S 62.0g手元に張りがあり、中間から先を適度に使ってドローを打ちやすかった。
X53X 54.0g/63X 63.5g手元はさらにしっかりし、先の動きが控えめ。
TX53TX 55.0g/63TX 65.0g全体の張りは増すが、本人はつかまりと動きのまとまりを感じた。

RB 53Sの軽さが好きなら53X、重さでテンポを作りたいなら63SRも比べたい。これは編集部の試打案で、Xにしたら全員のスピンが減るといった結果は予測しない。手元を張らせたぶん右へ残らないか、先が間に合って左へ行きすぎないかを自分の球で確かめる。

同じ人・同じヘッドの比較を優先して読む

別の人が別のヘッドで打った数字を並べても、50g台と60g台の効果にはならない。次の表に、本文で使った主な比較条件をまとめた。数値のない試打は、感触と球筋が報告された範囲で読んでいる。

原試打の条件|数値を混ぜて3色の順位を作らない
出典組み合わせ読み取れる範囲
鶴原弘高氏の3本比較WB・BB・RB、60g台X/JPX ONE10.5度を−1度設定同じ人・同じヘッドでしなる位置を比較。本人はXが硬すぎたと記載
GDO・BBシオさん5S、コウタロウ6Xなど/後者はG430 LSTBBでも重さと打ち手で必要なしなりが違う
GDO・RBシオさん5S+G440 MAX10.5度/コウタロウ6X+G440 LST9度別ヘッドの2人を、重量だけの比較として扱わない

Kai’li|昔の青系で作れていた間を残せるか

2008年のディアマナ カイリは、初代Sを引き継ぐ第2世代の青系。振り手の力を伝えやすくする設計を起点に、自分のテンポで戻せる感触を比べるモデルだ。

後のBでは、カイリより手元から中間の支えを増やしたと原試打で説明されている。カイリでしなりを待っていた人は、B・BF・TB・BBへ進むときに、その間を失って打ち急がないかを見たい。後年のKai’li WhiteやBlueは、2008年のディアマナとは別の製品名として特定する。

’ilima|中間と先の硬さの差で、速い戻りを使う

2009年のイリマは第2世代の赤系。公式資料は中間を支え、先側との硬さの差でムチのような戻りを作る設計を説明している。全体を柔らかくした赤、という理解ではこの動きを拾えない。

次のRの原試打では、イリマには手元と先の二段階の動きを感じていたと振り返っている。その加速が好きだった人は、RBでも切り返しで待つ間と、戻る速さが合うかを比べたい。

’ahina|手元をしならせ、先を落ち着かせる

2010年のアヒナをリボルバー4DXで打ったマーク金井氏は、60g台Sで手元のしなりを感じ、中間から先の動きは小さいと評価した。ヘッドが急に返りにくく、低めの打ち出しと低スピンを作りやすかったという。

70g台Sでは先の支えがさらに強く、戻りも少しゆっくり感じられた。アヒナの感触を覚えている人は、60Sだったか70Sだったかまで確認してWBへ持ち替えたい。同じモデルでも重量を替えれば、待ち方まで変わる例だ。

B|全体のしなりで、自分の球を打ち分ける

2012年のBは、カイリに続く青系。GDOの60S試打では、全体がしなり、過剰にヘッドを返さず振り手の意図を伝えやすい感触が評価された。

自分でつかまえられる人には打ち分けやすさになるが、フェースが開いて右へ残る人には先の助けが足りない場合もある。BBへ替えるなら、Bで打てていた球を残せるかから始めよう。

W|アヒナより穏やかな戻りを使いたい

2013年のWは手元でしならせて先を支える白系。マーク金井氏はアヒナより戻りを穏やかに感じ、インパクトを合わせやすいと評価した。先が勝手に返りにくく、低めの球を打ちやすかったという。

同じ原試打では、60g台Rに手元のしなりが増す感触もあった。Wが硬くなってきたと感じる人は、まず当時の重量と硬さを確認したい。W・WS・WBは別の型番なので、白系という呼び方だけで買い直さないようにする。

R|イリマよりまとまった、鋭い戻り

2014年のRを60Sで試したGDO原試打は、イリマほど手元と先を別々に感じず、全体が一度しなって鋭く戻るという評価だった。先だけの柔らかさより、その戻る速さがつかまりにつながっている。

Bの素直さは好きだが、当たり際の助けをもう少し借りたいときに比べる相手になる。軽く振った球でも高さとキャリーを作れるか、左へ巻くミスが増えないかを見たい。

BF|しなりは小さく、戻りの手応えは強い

2016年のBFをM2・60Sで打ったマーク氏は、Bよりしなり量が控えめで、戻る力が強いと感じている。先が走りすぎず、本人の球筋はニュートラルだった。

大きなしなりで間を取る人には、同じ青系でも張りを強く感じる場合がある。BFからBBやGTを試すなら、動きを増やしたいのか、いまの小さく力強い戻りを残したいのかを先に決めたい。

RF|切り返しで少し待って、当たり際に先を戻す

2017年のRFは中間を支え、先側との硬さの差で戻りの速さを作る赤系。M2・50Sの原試打でマーク氏は、手元が小さくしなったあと、先側の戻りで高さとつかまりを得たと評価した。

従来の赤系ほど二段階の動きを強く感じず、タイミングを合わせやすかったという。RBを試すときも、この少し待ってから戻る感じが残るかを比べたい。

DF|小さく滑らかに戻り、先は走りすぎない

2018年のDFをM3 460・50Sで打ったマーク氏は、手元の動きが小さく、そこから全体が滑らかに戻る感触を報告した。先は走りすぎず、本人の球はストレートから軽いフェードだった。

深く手元が折れる感触を苦手にする人にも比較の余地がある。PDやWBへ替えるときは先の支えだけでなく、DFで合わせられた切り返しの間を失わないかを確かめる。

ZF|青と白の間に、戻る速さを足した系統

2019年のZFは、青と白の間を狙う第4世代の追加モデル。先端の支えを保ちながら、インパクトへ向かう加速を狙っている。

後のGTを試した吉本巧氏は、ZFに近いしなり方を残しつつ、GTは穏やかに動くと説明した。ZFの鋭い戻りを残すか、もう少し待てる感触へ変えたいかが、比較する理由になる。

TB|全体のしなりがつながる、青系の基準

国内公式のDiamana TB 50 Sの実物写真
Diamana TB。国内公式写真の表示は50 S。本文で比較する他の重量・硬さと区別して確認したい。

2020年のTBは、一部を急に動かすより、切り返しから当たり際までなだらかにしならせる青系。万振りマン氏のSIM MAX・10.5度、60Sの原試打では、走りより粘りを感じ、本人の好みとしてはもう少し早い戻りを求めていた。

待ちやすいと感じる人も、戻りが遅いと感じる人もいる。50S・60Sを同じ人が比べた別の原試打と合わせて、しなり量の好みを確かめたい。

TB 50S・60S|BBへ替える前に、旧モデルの重さを確認する

鶴原氏がG430 MAXでTENSEI Pro Blue 1Kと比べた別の原試打では、TB 50Sは中間のしなりが控えめで、低スピンの強い球を打ちやすかった。60Sでは手元と先の張りが増し、シャフト全体の動きも小さく感じたという。

TBの国内公表値と、BBへ移るときの比較
仕様カット前重量比べたいこと
TB 50S56.5g鶴原氏は全体の張りを感じ、つかまりは控えめだった。
TB 60S64.0g同氏は50Sより動きが小さく、球を自分で操作しやすいと評価。
BB 53S/63S53.5g/61.0g旧TBの各Sより3g軽い。世代の動きと重量差を両方確かめる。

TBが重くなってきたなら、軽いBBが候補になる。いまのTBの重みで切り返しが合っている人は、軽くなったときの打ち急ぎも見たい。BFの強い戻りやTBの粘りを、現行品が必ず再現するわけではないので、現物は比較に残しておく。

PD|手元のしなりと、先の支えをどう使うか

国内公式のDiamana PD 50 Sの実物写真
Diamana PD。国内公式写真の表示は50 S。本文で比較する他の重量・硬さと区別して確認したい。

2021年のPDは先端の支えを強め、当たり際の動きを抑える狙いがある。GTを試した吉本氏は、両者の先の支えには大差を感じなくても、手元から中間のしなり方は対照的だと説明した。

PDでは手元をしならせて先を押し、GTでは手元を支えて中間の動きを使う。同じ重量帯・硬さで比べても、どこに負荷を感じるかが変わる。先がしっかりしたモデルを選ぶときも、自分が間を作れる場所を確かめたい。

PD 40S・50S|重さを替えた試打でも、ヘッド差は残る

筒康博氏の2022年3月31日の原試打は40Sと50Sを使っているが、40SはRMX VD59、50SはRMX VDへ装着し、どちらもロフト10.5度だった。ヘッドが違うため、数字や動きの差をシャフト重量だけの結果にはできない。

本人は、PDを高慣性モーメントのヘッドと組み合わせたときに、中間のしなりと当たり際の戻りを感じている。PDが硬い棒にしか感じられなかった人には、重量に加え組み合わせを見直す理由になる。

PDの重量・硬さを変える編集部の比較案。球筋は本人の試打で確かめる
いまの仕様次の候補見るところ
40S・48.0gが硬い40SR・46.5gと50R・53.0g軽さを保つか重さを足すかで、手元の間を作れるか。
50S・54.5gの先の支えは好き同色50SR・54.0g、または近い重さのGT硬さを下げるか、しなる場所を替えるかを分けて試す。
60S・64.5gで後半に振れない50X、または同じPDの軽い仕様張りを残して軽くし、打点とキャリーを保てるか。

GT|手元と先の間に、しなりを感じる

国内公式のDiamana GT 50 S
Diamana GT。公式写真は50 S。第5世代のTB・PDとは、同じ中元調子でもしなり位置が違う。

2022年のGTは手元と先を支え、その間のしなりを使う設計。メーカーPRで試した吉本氏は、手元の剛性はTBより高いのに、振るとTBのほうをしっかり感じたという。

PDの先端は好きでも手元を自分でしならせにくい人は、GTの中間の動きで間を取れるかを比べたい。ただし軽いGTでも、そのしなりを感じられなかった試打はある。

GT 40S・50R・50SR|軽いSが硬いなら、重いRも試す

西川みさと氏は2023年4月18日のステルス2・10.5度、40S試打で、軽さは感じても手元から先のしなりをつかみにくかった。本人は1つ重い50Rのほうが合いそうだと提案している。50Rを実際に打った比較結果ではない点は残しておきたい。

GTの仕様と、原試打で確認できた範囲
仕様重量感触・試す理由
40S49.5g西川氏は手元の張りが気になり、戻りを感じにくかった。
50R56.5g同氏が次の候補として提案。40Sより7g重いRで間を作れるかを比べる。
50SR56.5g別のメーカーPRで誉田氏にフィットした仕様。別人のため40Sとの性能差にはしない。
50S56.5g同PRでは小澤氏が好評価。50SRの人より飛ぶといった順位には使わない。

GT 50はR・SR・Sがいずれも56.5gで、同じ重量のまま硬さを比べられる。一方、60にはRが設定されていない。中間の動きを感じやすいというメーカーの狙いも、自分の切り返しで使えるかを確かめたい。

WS|手元で待ってから、先の支えを頼りに振る

国内公式のDiamana WS 50 S
Diamana WS。公式写真は50 S。2025年10月末に製造終了した型番で、WBとは別モデル。

2023年のWSは、手元のしなりを使い、先を落ち着かせて振り抜く白系。WやWBとは別の型番だ。ステルス2とTrackManを使ったメーカーPRでは、3人が左への警戒を減らして振れる感触や、ヘッドがついてくる感触を評価した。

試打者はHS50m/s前後で、WBとの同条件比較ではない。自分が同じSやXを選ぶ基準にはせず、軽い重量帯やR・SRも含めて、手元の間を使えるかを確かめたい。

WSとWB|白系の50・60を実重量で比べる

WS 50Sは53.5g、60Sは61.0g。WB 53Sの54.0g、63Sの61.0gに近く、重量をほぼ揃えて世代ごとの手元の間を比べやすい組み合わせになる。

一方、WSのメーカーPRはHS50m/s前後の3人の感想が中心で、50Sと60Sを同じ条件で打った結果までは確認できない。ここでは軽い白系の球筋を埋めず、同重量に近い候補として、普段の力で高さとキャリーが残るかを試す。

D-LIMITED|先の支えと、切り返しの手応えを比べる

2020年のD-LIMITEDは元調子系で、左を警戒せず振り抜き、弾道をコントロールする方向を打ち出したモデル。初代Dとは別の製品として確認したい。

今回の資料は公式設計と仕様が中心で、WS・WBと同条件で打った順位までは出せない。プロの使用例だけで重く硬いものへ進まず、いまのシャフトと近い重量から、手元の間と先の支えを比べる。

限定X|2012年と2017年を、年式と重量帯で識別する

2017年版XをM2・50Sで試したマーク氏は、中間より少し手元側が小さくしなり、当たり際に力強く戻る感触を報告した。50Sという表示から、大きくしなって球を上げてくれる仕様とは考えないほうがいい。

中古では2012年か2017年か、何g台のどの硬さかまで確認する。素材や低いトルクの値に惹かれても、自分の切り返しで動きを使えるかが比較の出発点になる。

Diamana Xの2つのモデル|年式と重量帯まで識別
モデル確認できる違い選ぶときに残す情報
2012年X全世界5,000本限定、60・70系を展開2012年の限定品か。重量帯とフレックスは何か
2017年X ’17初代Xを更新。50系も加えて展開50Sを2012年60Sと同じ硬さとして扱わない

2026年Stinger|BBより重い63Sで、ボロンの手応えを比べる

国内公式の2026年Diamana Stinger 63 S
2026年のDiamana Stinger。公式写真は63 S。2004年の初代と同じ個体仕様ではない。

2026年のStingerは、2004年の原点につながる名前が復活したモデル。公式は46インチの全長にボロンを使い、滑らかな中調子の動きと、当たり際に強く押せる手応えを狙っている。

Stinger 63Sは66.0g、BB 63Sは61.0gで5g差。BBとの同条件の原試打は今回確認できていないため、材料だけで性能差を決めない。現行ヘッドで重量感を受け入れられるか、いつもの打点と球を残せるかを比べたい。

53・63は型番。旧50・60と重さは揃わない

BB・WBの63Sは61.0g、RBは62.0g。旧TB 60Sは64.0g、PD 60Sは64.5gなので、旧60Sから今の63Sへ替えて軽くなる組み合わせもある。下表はすべて国内公式、1168mmのカット前シャフト単体重量で揃えた。

TB 50Sの56.5gとRB 53Sの52.0gには4.5g差がある。持ち替えて急に軽く振れたら、その差も含めて評価したい。完成クラブの長さ・総重量・グリップとスリーブまで記録すると、何を替えたかがわかりやすい。

国内公式Sの比較|1168mm・カット前のシャフト単体
モデル仕様名(軽い側/重い側)軽い側の重量軽い側トルク重い側の重量重い側トルク
BB53 S/63 S53.5g4.9°61g3.2°
WB53 S/63 S54g4.6°61g3.1°
RB53 S/63 S52g4.3°62g3.2°
TB50 S/60 S56.5g5.0°64g3.7°
PD50 S/60 S54.5g4.8°64.5g3.3°
GT50 S/60 S56.5g4.6°62.5g3.8°
WS50 S/60 S53.5g5.4°61g3.5°
D-LIMITED50 S/60 S57.5g4.9°64g3.4°

国内144仕様の重量一覧|現行3本とTB・PD・GT・WS

BB・WB・RBの43〜83と、TB・PD・GT・WSの40〜80を並べる。設定のない硬さは足さず、国内公式の全144仕様を掲載した。すべて1168mm・カット前のシャフト単体重量で、海外版や完成クラブの重さは混ぜていない。

BB|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
43R2 43.5g / R 44.5g / SR 46.5g / S 48.0g / X 49.0g
53R 50.0g / SR 51.5g / S 53.5g / X 55.0g / TX 56.0g
63R 60.0g / SR 60.5g / S 61.0g / X 61.5g / TX 62.0g
73S 70.0g / X 70.5g / TX 72.0g
83S 80.0g / X 80.5g / TX 81.0g
WB|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
43R2 43.0g / R 44.5g / SR 46.0g / S 47.0g / X 48.5g
53R 52.0g / SR 53.0g / S 54.0g / X 55.0g / TX 58.0g
63R 60.0g / SR 61.0g / S 61.0g / X 63.5g / TX 65.0g
73S 70.0g / X 72.0g / TX 73.0g
83S 80.0g / X 82.5g / TX 83.5g
RB|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
43R2 43.5g / R 45.0g / SR 46.0g / S 47.0g / X 49.0g
53R 50.0g / SR 51.0g / S 52.0g / X 54.0g / TX 55.0g
63R 59.5g / SR 61.0g / S 62.0g / X 63.5g / TX 65.0g
73S 73.5g / X 74.0g / TX 75.0g
83S 82.0g / X 83.0g / TX 84.5g
TB|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
40R2 49.0g / R 49.0g / SR 49.0g / S 49.0g / X 51.0g
50R 56.5g / SR 56.5g / S 56.5g / X 57.5g / TX 59.5g
60SR 64.0g / S 64.0g / X 65.0g / TX 68.0g
70S 75.5g / X 75.5g / TX 76.0g
80S 86.0g / X 86.0g / TX 87.0g
PD|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
40R2 45.5g / R 45.5g / SR 46.5g / S 48.0g / X 49.5g
50R 53.0g / SR 54.0g / S 54.5g / X 56.5g / TX 59.0g
60SR 64.5g / S 64.5g / X 66.5g / TX 67.5g
70S 74.0g / X 75.0g / TX 76.0g
80S 84.0g / X 85.0g / TX 85.5g
GT|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
40R2 46.0g / R 47.0g / SR 48.5g / S 49.5g / X 49.5g
50R 56.5g / SR 56.5g / S 56.5g / X 59.5g / TX 61.0g
60SR 60.5g / S 62.5g / X 65.0g / TX 65.5g
70S 72.5g / X 75.5g / TX 77.5g
80S 82.0g / X 85.5g / TX 85.5g
WS|国内公式の硬さ別重量
重量帯の型番R2・R・SR・S・X・TXの設定と重量
40R2 43.5g / R 44.5g / SR 46.5g / S 47.5g / X 48.5g
50R 51.5g / SR 51.5g / S 53.5g / X 54.5g / TX 56.5g
60R 58.5g / SR 60.0g / S 61.0g / X 63.0g / TX 63.5g
70S 69.5g / X 71.0g / TX 72.5g
80S 79.5g / X 81.0g / TX 83.5g

BB 63SRと63Sは60.5gと61.0g、WB 63SRと63Sはどちらも61.0g。重量をほぼ保って、切り返しの間を変える比較ができる。73や83にR・SRがあるとは限らないので、手元の張りを弱めたいときも実際の設定から選びたい。

53Xと63SR、軽いSと重いR|何を変えて試すか

BB 53Sの重さは好きだが手元が緩く感じるなら、まず同じ53Xを試す。53Sで打ち急ぐなら、63Rや63SRで重みを感じる方法もある。重さを足したいのか、同じ重さで張りを変えたいのかを決めてから持ち替えると、結果を説明しやすい。

編集部の比較候補。効果を決めつけず、同じヘッドで試す
困っていること次に比べる2本残したい確認
BB 53Sが動きすぎる53S 53.5gと53X 55.0g手元の張りを増やしても、球を上げる高さとキャリーが残るか。
BB 53Sで打ち急ぐ53Sと63SR 60.5g重みでヘッド位置を感じやすいか。硬さを一緒に上げない。
WB 63Sが硬い63SRと63S(ともに61.0g)重量を保って、手元のしなりを使えるか。
RB 53Sの軽さは好き53X 54.0gと63SR 61.0g張りを足すか、重みでテンポを作るかを比べる。
GT 40Sでしなりがわからない40SRと50R軽いまま硬さを落とすか、少し重いRの間が合うか。

XやTXで強い球を打てたとしても、普段の力で高さとキャリーを残せるかは別に確認する。BB 73TXでキャリーを失った原試打のように、左右が狭くても届かなくなる場合がある。

手元の硬さと、振ったときに感じる硬さ

PDは手元でしならせて先を支え、GTは手元を支えながら中間を動かす。切り返しで手元を曲げたい人と、手元はしっかりしていて中間の動きが欲しい人では、同じSでも受け取り方が変わる。

これを「GTはPDより1フレックス柔らかい」とは換算できない。重量を保ってしなる場所を替える比較と、同じ型番の硬さを替える比較を1つずつ行うと、戻るタイミングを合わせやすい。

昔の一本が好きなら、当時の重量と硬さも持ち込む

候補表は試す順番であり、旧モデルをそのまま再現する後継表ではない。いまの球がまとまっているなら、そのシャフトを最後まで比較に残す。同じ型番でも先端カットや完成長さが変われば、感触も変わる。

旧モデルからの試打候補|同じ設計の後継一覧ではない
残したい感触今比べる候補の例当日に見ること
カイリ・Bの素直さBB、手持ちTB切り返しのしなり量が減って、急いでいないか
BFの小さく力強い戻りBB、GT動きが増えすぎないか。中間で待つ感触は必要か
アヒナ・Wの手元のタメWB、手持ちWS手元で待てるか。球を抑えてもキャリーが残るか
DF・PDの先の落ち着きWB、手持ちPD先を支えながら、自分で戻し切れるか
イリマ・R・RFのつかまりRB、比較の基準にBB手で返さずつかまるか。薄い当たり・左の球が増えないか
ZFの間と加速GT、比較の基準にBB戻りを穏やかにしたいか、元の鋭さを残したいか
D-LIMITED・Xの強い手応え現用品とWB、またはStinger重さを変えすぎず、打点と振り切りを比較

今いちばん困る球から、試打の2本を決める

球の低さがロフト不足や打点に由来するなら、白から赤への交換だけでは原因が残る。まず今の純正で出る球を記録し、同じヘッドで候補へ持ち替えたい。

最初の比較|モデル名より、直したい球から始める
今困っていること最初の比較残しておく悪い球
シャフトが合わないのか分からない今の純正とBB打点・打ち出しが本当に揃うか
強く振ると左が怖い今のシャフトとWB右へ低く抜ける球が増えないか
つかまえようと手を強く返すBBとRB楽に振ったときの左の大きな球
球が低く、キャリーが足りない同じヘッドでBBとRB高さだけ増えて当たりが薄くならないか
PDの先は好きだが、しなりを作れない近い重量のPDとGT中間が動くと戻りが合うか
後半に重くて振れなくなる同モデルの軽い重量帯・低いフレックス打点とテンポが崩れないか

型番・年式・用途を確かめてから比べる

メーカー専用の「Diamana for ○○」は、今回の市販BB・WB・RBと別に仕様を確認する。Kai’liは2008年のディアマナと後年の独立した製品群を、Xは2012年と2017年を、Stingerは初代と2026年版を識別したい。

国内公式はBF・RF・DF・ZF・WSを2025年10月末で製造終了と案内している。在庫や中古の状態は別に確認する。中古では型番に加え、装着後の長さ、先端カット歴、スリーブ交換歴も選ぶ材料になる。

ThumpのFW・UT・アイアン・ウェッジ用、パター用、Juniorもそれぞれ別設計。ここで扱うドライバー用の試打結果を専用品へそのまま移さず、番手と用途に合う仕様を確認したい。

交互に打って、普段の振り方で出るミスまで残す

今のシャフトと候補を、同じヘッド・ロフト設定で数球ずつ交互に打つ。できるだけ長さとボールも揃え、候補に慣れるために振り方を変え続けない。打点、出球、高さ、キャリーと左右の端まで残したい。

重量を替えたらテンポが整ったのか、硬さを替えたら手元のしなりを使いやすくなったのか。最後に元へ戻して確かめ、普段の力で打っても良い球とミスの両方が改善する仕様を残そう。

  • 切り返しでしなりを感じ、急いで下ろさずに済むか。
  • インパクトでヘッドが戻り、手で強く返す動きが増えていないか。
  • 打点と、球が最初に出る方向を一緒に記録する。
  • 打ち出しとスピンだけでなく、必要なキャリーが出ているか。
  • 左右の端と短いミスも残す。良い球だけを平均しない。

よくある疑問

まずどれを打てばいい?

今の純正を基準にBBを比べ、左が気になるならWB、高さやつかまりの助けが欲しいならRBへ進む。今のクラブより重い63 Sから始める決まりはない。

青・白・赤の違いは硬さ?

硬さの強弱だけではなく、どこでしなりを作り、当たり際にどれだけ先側を動かすかの違い。同じSでも振り心地は揃わない。

GTはTBの次の青マナ?

発売順だけでそうは読めない。GTはZFの流れを引くモデルで、手元と先を支え、中間のしなりを強調する。青系のTBと並べて違いを比べる。

第5世代に赤マナはある?

通常の第5世代はTB・PD・GTで、赤系はない。赤系のRFから現行RBへは世代が空いており、その間のGTを赤マナ扱いしない。

WとWSとWBは同じ?

別モデル。Wは2013年、WSは2023年、WBは第6世代の2024年モデル。白系という共通点だけで、同じしなりや戻り方とは決められない。

RBは先調子?

国内公式の表記は中調子。原試打で先中に近い動きを感じる人はいるが、感触とカタログの調子欄は分ける。

63 Sは63gという意味?

型番であり実測重量ではない。国内公式ではBB・WBの63 Sは61.0g、RBは62.0g、Stingerは66.0g。カット前重量で比較する。

トルクが小さいほど左へ行かない?

その値だけでは決められない。曲がる位置、しなり戻り、打点やフェースの向きも関係する。BBとRBは63 Sで同じ3.2度でも同じ振り心地ではない。

BFやRFは古いから替えたほうがいい?

年式だけで替える必要はない。今の球に不満があるかを先に考え、そのシャフトを持ち込んで現行品と比較したい。

BF・RF・DF・ZF・WSは今も作っている?

国内公式には2025年10月末で製造終了と記載されている。店頭在庫と中古の有無は別で、この記事では現在の在庫数までは確認していない。

イリマとR・RF・RBは同じ赤系なら似ている?

つかまりや高さを助ける狙いには共通点があるが、手元のしなり量や当たり際の戻りは違う。イリマの二段階の動きが好きだった人は、現用品を基準に比べたい。

2008年のカイリと今のKai’liは同じ?

名前だけでは同じにできない。ここで扱うのはディアマナ第2世代のKai’li。後年のWhite・Blue等はモデル名と世代を確認して別に比較する。

2012年と2017年のXは同じ?

別モデル。2017年版は2012年の限定Xを更新し、50g台も加えた。年式と重量帯まで確認し、同じフレックスだから同じ硬さとは扱わない。

スティンガーはBBの上位版?

そういう位置づけにはしない。2026年のStingerは全長ボロンを使った別設計で、63 SでもBBより5g重い。手応えと重量感を含めて比較したい。

純正ディアマナから替えたら飛ぶ?

純正を基準に同じヘッドで比較し、打点・キャリー・左右のミスが改善するかを確かめる。価格や市販品という理由だけで飛距離は決まらない。

BB 63Sが硬いなら53Sへ軽くする?

重さが合うなら63SRや63Rも候補。63SRは60.5g、63Sは61.0gで差は0.5g。切り返しの間を作るために、重量まで大きく変える必要はない。

BB 43Sなら軽く柔らかい?

公式重量は48.0g。吉田朋広氏の試打では手元と中間に張りを感じている。軽さが合っても硬いなら43SRや43Rを比べたい。

BB 73Sと73Xは重さが違う?

70.0gと70.5gで差は0.5g。原試打ではXの手元の硬さが強く感じられ、重量差以上に振り心地が変わっている。

WB 63SRと63Sは同じ重さ?

国内公表値はどちらも61.0g。同じ重量帯で、手元のしなりと戻るタイミングが合うかを比べられる。

RBのXやTXなら左を消せる?

吉田氏の原試打ではXやTXにもRBらしいつかまりが残った。硬さ表示だけで左ミスが消えるとは決めず、打点と出球を確認する。

GT 40Sが硬いのに50Rを試す意味は?

重さを少し足し、硬さを緩めて切り返しの間を作れるかを見るため。西川氏も次の候補として提案したが、実際の50Rとの比較結果はその記事にない。

旧TB 60SからBB 63Sへ替えると重くなる?

カット前の国内公式値はTB 60Sが64.0g、BB 63Sが61.0gで3g軽くなる。63という名前を63gと読み替えず比較したい。

PDの40Sと50Sの原試打はそのまま比べられる?

筒氏の原試打ではヘッドがRMX VD59とRMX VDで異なる。シャフトの重量だけで高さや飛距離が変わったとは扱えない。

ニュースを、背景までたどる

関連記事や百科へ。広げた枝はこのブラウザに自動保存。