ゴルフ史

2024年

笹生の二度目。古江のイーグル。竹田の八勝。

Ai SMOKEの新しいフェース設計、五輪のメダル、日本女子の海外メジャー2勝。年間を通じた強さと最後の一打から、世界と日本の2024年を振り返る。

この年を象徴するドライバー

2024年のキャロウェイPARADYM Ai SMOKE MAXドライバー。煙のようなソールの模様と青いウェイト。

煙のような模様と青いウェイト。実際のスイングデータを生かしたAiスマートフェースの世代。

この年、頂点に立った選手たち

SEASON LEADERS

世界の主要ツアーと日本の賞金ランキング。各ツアーのシーズン成績で振り返る。

  • 米男子 · PGA TOUR

    2024シーズン

    スコッティ・シェフラー

    $29,228,357

    公式賞金ランキング 1位

    マスターズなど年間7勝。FedExCup王者、パリ五輪の金メダリストにもなった。

  • 米女子 · LPGA

    2024シーズン

    ジーノ・ティティクル

    $6,059,309

    賞金ランキング 1位

    ダウ選手権とCMEグループ・ツアー選手権で優勝。年間賞金のLPGA記録を更新した。

  • 日本男子 · JGTO

    2024シーズン

    金谷拓実

    ¥119,551,222

    賞金ランキング 1位

    年間2勝を挙げ、初の賞金王。4勝の平田憲聖との賞金争いを制した。

  • 日本女子 · JLPGA

    2024シーズン

    竹田麗央

    ¥265,730,016

    賞金ランキング 1位

    国内メジャー2勝を含む年間8勝。賞金首位と初の年間女王を獲得した。

米男子はスコッティ・シェフラーが公式賞金首位とFedExCup王者を獲得。FedExCupなどのボーナスは上の公式賞金額に含めない。米女子の年間最優秀選手はネリー・コルダ、賞金首位はジーノ・ティティクル。日本女子の年間女王は竹田麗央だった。

メジャーの勝者を、一望する

MAJOR CHAMPIONS

2024年に起きたこと

WORLD & JAPAN

世界のゴルフ

五輪の夏と、男女それぞれの連勝。

  1. 1–11月

    コルダ、出場5試合連続優勝

    ネリー・コルダがシェブロン選手権まで出場5試合連続で優勝。最終的に年間7勝を挙げ、LPGA年間最優秀選手に選ばれた。

  2. 3月

    シェフラーがザ・プレーヤーズを連覇

    スコッティ・シェフラーが大会史上初のザ・プレーヤーズ選手権連覇。その後はマスターズ、FedExCupとタイトルを重ね、五輪でも金メダルを手にした。

  3. 5–7月

    シャウフェレが一気にメジャー2勝

    ザンダー・シャウフェレが全米プロでメジャー初優勝。7月の全英オープンも勝ち、同じ年に二つのメジャータイトルを獲得した。

  4. 6月

    パインハーストのバンカーから決めた全米

    ブライソン・デシャンボーが全米オープン2勝目。最終18番でバンカーから寄せてパーを守り、マキロイを1打差で振り切った。

  5. 8月

    コーは五輪金メダルと全英女子

    リディア・コーがパリ五輪で金メダルを獲得し、LPGA殿堂入りの条件を満たした。その月のAIG全英女子オープンも制し、セントアンドリュースで優勝した。

  6. 11月

    ジーノが年間600万ドルを突破

    ジーノ・ティティクルがCMEグループ・ツアー選手権を制した。優勝賞金400万ドルを加え、LPGAのシーズン獲得賞金記録を塗り替えた。

日本のゴルフ

海外メジャー2勝、五輪のメダル、国内8勝。

  1. 2–8月

    松山英樹、米2勝と五輪の銅メダル

    松山英樹がジェネシス招待とフェデックス・セントジュード選手権で優勝し、米通算10勝に到達。パリ五輪では銅メダルを獲得した。

  2. 6月

    笹生優花が2度目の全米女子優勝

    笹生優花がランカスターで全米女子オープンを制した。渋野日向子が2位に入り、日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。

  3. 7月

    古江彩佳、最後のイーグルで初メジャー

    古江彩佳がエビアン選手権の最終18番でイーグル。1打差でメジャー初優勝を決め、笹生に続く日本勢の海外メジャー勝利となった。

  4. 年間

    竹田麗央、初優勝から年間8勝

    竹田麗央は4月の初優勝から勝利を重ね、国内メジャー2勝を含む年間8勝。賞金2億6千万円超のシーズンで、初の年間女王となった。

  5. 年間

    金谷拓実が初めての賞金王に

    金谷拓実が年間2勝で賞金ランキング首位。年間4勝を挙げた平田憲聖との争いを制し、初の賞金王を獲得した。

  6. 年間

    西郷真央がLPGA新人賞

    米ツアーに本格参戦した西郷真央が新人賞を獲得。日本から世界へ舞台を移した選手たちの活躍が、年間表彰にも残った。

この年を、もう少し深く

STORIES OF 2024

笹生が、二度目の全米女子王者に。

笹生優花はランカスターの全米女子オープンを276打で制した。渋野日向子に3打差をつけ、2021年に続く二度目の優勝。最初はフィリピン、この年は日本の選手としてトロフィーを手にした。

古江は、最後をイーグルで。

古江彩佳はエビアン選手権の72ホール目をイーグルとして、1打差で優勝した。笹生の全米女子に続き、日本勢が同じ年の別の女子メジャーを制した。最終ホールで決まる勝負の鮮やかさが残る。

竹田が、シーズンを八勝で。

竹田麗央は国内メジャー二勝を含むJLPGAツアー年間八勝を挙げ、初の年間最優秀選手に輝いた。