3D動作解析
3Dスイング解析は、スマホ動画より正確なの?
適切に校正された3D計測は、体やクラブの三次元的な動きを捉えるのに向いています。ただし測定方式や校正で誤差は変わり、2D動画も用途を限定すれば十分有効です。
3D解析の強みは、前後・左右・上下の動きを空間座標として扱えることです。スマホ1台の2D動画では三次元の動きを平面へ投影するため、カメラ位置や向きが変わると、肩・骨盤・手・クラブの位置や角度も違って見えます。
3D計測にも誤差はあります。光学マーカー式ではマーカーの貼付位置や皮膚のずれ、映像から骨格を推定するマーカーレス式では遮蔽、人物認識、カメラ校正などが誤差要因になります。複数カメラのマーカーレス3Dを光学式と比較した研究でも、多くの関節位置は近く再現できた一方、一部では大きな追跡誤差が出ています。
2D動画にも十分な用途があります。撮影位置を標準化した研究では、スイング時間や一部のクラブ角度を高い再現性で評価できています。毎回同じ位置から大きな変化や特定の角度を比べるなら、スマホ動画でも実用性は高いです。
体やクラブの回転、面外の動き、複数関節の三次元関係を数値で詳しく見るなら3Dが向きます。どちらも表示値を真値とみなさず、測定方式と誤差を踏まえて使います。
ゴルフ百科へ
最終更新