ゴルフ史

2018年

M3・M4のツイストフェース。モリナリの週末。

TS2やツイストフェースのドライバーが登場。モリナリが全英を制し、タイガーが5年ぶりに勝った。日本では小平智の米初優勝、谷口徹の50歳の日本一、新しい賞金王が生まれた。

この年を象徴するドライバー

2018年のTitleist TS2ドライバーのソール。

「Titleist Speed Project」から生まれたTS2。黒いクラウンと銀色のソールを、この年の一本に。

この年、頂点に立った選手たち

SEASON LEADERS

世界の主要ツアーと日本の賞金ランキング。各ツアーのシーズン成績で振り返る。

  • 米男子 · PGA TOUR

    2017–18シーズン

    ジャスティン・トーマス

    $8,694,821

    公式賞金ランキング 1位

    2017–18シーズンの公式賞金首位。FedExCupはジャスティン・ローズが獲得。

  • 米女子 · LPGA

    2018シーズン

    アリヤ・ジュタヌガーン

    $2,743,949

    賞金ランキング 1位

    全米女子オープンを含む年間3勝。最優秀選手賞、ベア・トロフィーなど年間表彰を席巻した。

  • 日本男子 · JGTO

    2018シーズン

    今平周吾

    ¥139,119,332

    賞金ランキング 1位(海外メジャー含む)

    年間1勝で初の賞金王。上位入賞を重ねた一年が、初タイトルにつながった。

  • 日本女子 · JLPGA

    2018シーズン

    アン・ソンジュ

    ¥180,784,885

    賞金ランキング 1位

    年間5勝で4度目の賞金女王。日本女子ツアーで勝利を積み重ねた。

米男子の三つの頂点は別々の選手へ。公式賞金首位はジャスティン・トーマス、FedExCup王者はジャスティン・ローズ、最終戦ツアー選手権の優勝者はタイガー・ウッズ。日本女子の賞金首位はアン・ソンジュ、メルセデス・ランキング首位は申ジエだった。

メジャーの勝者を、一望する

MAJOR CHAMPIONS

2018年に起きたこと

WORLD & JAPAN

世界のゴルフ

二つのメジャーを制したケプカと、5年ぶりに勝ったタイガー。

  1. 4月

    リードがグリーンジャケットを獲得

    パトリック・リードがマスターズでメジャー初優勝。オーガスタの歴代王者に、新しい名前が加わった。

  2. 6–8月

    ケプカが全米連覇と全米プロ優勝

    ブルックス・ケプカが全米オープンを連覇し、続く全米プロも優勝。一年で二つのメジャータイトルを手にした。

  3. 7月

    モリナリ、週末ノーボギーで全英制覇

    フランチェスコ・モリナリがカーヌスティで全英オープン優勝。週末36ホールをノーボギーで回り、イタリア初の男子メジャー王者となった。

  4. 8–9月

    ホールとスタンフォードが初メジャー

    ジョージア・ホールが全英女子オープン、アンジェラ・スタンフォードがエビアン選手権で優勝。女子メジャーにも初優勝の選手たちが名を刻んだ。

  5. 9月

    タイガーが5年ぶりに勝つ

    タイガー・ウッズがツアー選手権を制し、2013年以来のPGA TOUR優勝。一方、年間のFedExCupは最終18番でバーディーを奪ったジャスティン・ローズが獲得した。

  6. 年間

    ジュタヌガーンが年間表彰を席巻

    アリヤ・ジュタヌガーンが賞金首位、年間最優秀選手賞、ベア・トロフィー、メジャー年間表彰、Race to CME Globeを獲得。全米女子オープン優勝を含む充実したシーズンだった。

日本のゴルフ

海外初勝利、50歳の日本一、国内ツアーの新しい賞金王。

  1. 4月

    小平智が米ツアー初優勝

    小平智がRBCヘリテージで優勝。サウスカロライナの一戦で初のPGA TOURタイトルを手にした。

  2. 5月

    50歳の谷口徹が日本プロを制す

    谷口徹が日本プロをプレーオフで制した。50歳での大会最年長優勝と、ツアー通算20勝を同時に達成した。

  3. 6–11月

    畑岡奈紗が米ツアーで2勝

    畑岡奈紗がウォルマートNWアーカンソー選手権で米ツアー初優勝。秋にはTOTOジャパンクラシックも制し、同じ年に2勝を挙げた。

  4. 10月

    稲森佑貴、初優勝が日本オープン

    稲森佑貴が日本オープンでツアー初優勝。プロ8年目に、日本一を決める大会で初タイトルを手にした。

  5. 年間

    今平周吾が初の賞金王

    今平周吾が賞金ランキング首位となった。年間1勝に上位入賞を積み重ね、1億3900万円余りを獲得した。

  6. 年間

    アン・ソンジュと申ジエが年間タイトル

    アン・ソンジュが賞金女王に。申ジエは国内公式戦3勝を挙げ、メルセデス・ランキング首位となった。日本女子の異なる頂点に、二人が立った。

この年を、もう少し深く

STORIES OF 2018

打点のずれを、フェースの形で。

2018年1月、テーラーメイドはM3・M4を発表。ドライバーにTwist Face(ツイストフェース)を採用した。メーカーは、トウ側の上やヒール側の下に当たったときの弾道の偏りへ、フェースの形で対応する設計と説明する。

カーヌスティの週末を、ノーボギー。

フランチェスコ・モリナリは全英の週末を65、69打で回り、一つもボギーを打たなかった。合計276打で、ローズ、マキロイ、キズナー、シャウフェレに2打差。イタリア初の男子メジャー優勝だった。

最終日の同組は、タイガー。

最終日、モリナリはウッズと同じ組で回った。ウッズは前日の66打から、最後は71打で合計279打、6位タイ。優勝者の静かな週末と、再び上位に来た選手の歩みが、同じカーヌスティに残る。