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パターの「重心位置」とは?

パター・重心設計

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まず答え

パターの重心位置は、ヘッド全体の重さが一点に集まっているとみなせる位置です。ヘッドの前後・上下・左右へ重量をどう配るかで重心が変わり、慣性モーメントや芯を外したときの挙動、打ち出しの傾向に関わります。

詳しい解説

パターの「重心」は、ヘッド全体の質量を一つの点へまとめて考えたときの位置です。実際にそこへ部品があるとは限らず、フェース、ボディ、ソールプレート、ウェイトなど、すべての重量配分の結果として決まります。

本体の相対質量を2、追加質量を各1とする架空の平面モデルです。各COMは質量加重平均で計算し、前後配置を変えています。実製品の素材・質量・重心高・MOI、球の転がりや推奨配重を示しません。

設計では、軽い素材と重い素材を組み合わせたり、外周・後方・ソール側へ重量を移したりして重心を動かします。たとえばのは、軽いアルミボディとステンレス製ソールプレートを組み合わせ、重心を低く後方へ置きながら高い慣性モーメントを狙っています。 も外周配重と低い重心を特徴として説明されています。

ただし、重心を後ろへ置けば必ず『やさしい』、低くすれば必ず『よく転がる』という単純な関係ではありません。芯を外したときのヘッドの回りにくさは慣性モーメントにも左右され、出球方向や初速はフェース構造、、ロフト、入射条件などでも変わります。深い重心は高MOI設計と組み合わせやすい一方、左右の打点ずれで生じる回転の影響も含めて評価する必要があります。

そのためパターを見るときは、重心位置を単独の性能指標にせず、『どこへ重量を置いた結果、MOIや打点ずれへの反応がどうなっているか』まで一緒に見るのが適切です。