ゴルフ百科事典

垂直地面反力とは?

地面反力・フォースプレート

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まず答え

は、ゴルファーが地面を上下方向へ押したときに、地面から身体へ返ってくる反力のうち上下方向の成分です。フォースプレートで左右の足ごとに測れ、ニュートンや体重比で表します。

詳しい解説

地面反力には前後・左右・上下の成分があり、そのうち地面に対して垂直な成分が「垂直地面反力」です。ゴルフでは左右別のフォースプレートを使い、スイング中に各足が上下方向へどのくらい力をやり取りしているかを時間波形として測ります。

ここで注意したいのは、垂直地面反力は単なる「体重の乗り具合」ではないことです。静止していれば両足の合計はおおむね体重に対応しますが、スイング中は身体が上下にするため、合計値は体重より大きくなったり小さくなったりします。そのため「左足の垂直力が体重の80%だから、体重の80%が左に乗っている」と単純には言い換えられません。

Hanらの2019年研究では、ハンデ3以下の熟練男性63人がドライバー・5番アイアン・ピッチングウェッジを打ち、左右2枚のフォースプレートで垂直を含む地面反力3成分を計測しました。リード足では複数方向のピーク地面反力がクラブヘッド速度と関連しましたが、これは「垂直力を大きくすれば必ず速く振れる」という因果を示すものではありません。

実際に数値を見るときは、左右どちらの足か、スイングのどの時点か、絶対値か体重比か、クラブや計測条件が同じかをそろえる必要があります。ピーク値だけで良否を決めず、ピーク時刻、水平地面反力、圧力中心、身体動作、打球結果と合わせて読むのが基本です。