1974年
女子プロ協会が独立、プレーヤーは三つの年代へ。
1974年。オールスターを道具の入口に、尾崎将司と樋口久子が頂点に立った国内ツアー、世界の男女メジャーと賞金争いを振り返る。日本では女子プロ協会が独立。全英ではゲーリー・プレーヤーが三度目の優勝を飾った。組織が新しい歩みを始めた年と、長いキャリアの勝利が重なる。
この年、頂点に立った選手たち
SEASON LEADERS世界の主要ツアーと日本の賞金ランキング。各ツアーのシーズン成績で振り返る。
米男子 · PGA TOUR
1974シーズン
$353,021.59
年間賞金ランキング 1位(総獲得賞金)
米男子の年間賞金首位。当時の総獲得賞金表の額。
米女子 · LPGA
1974シーズン
$87,094
年間賞金ランキング 1位
米女子の年間賞金首位。年間最優秀選手・平均ストローク賞とは別に読む。
日本男子 · 国内ツアー
1974シーズン
¥41,846,908
年間賞金ランキング 1位
国内男子ツアーの年間賞金首位。
日本女子 · JLPGA
1974シーズン
¥15,545,700
年間賞金ランキング 1位
年間8勝。7年連続の賞金女王。
女子メジャーは当時2大会。ディナショアはまだメジャー昇格前。米男子は暦年のシーズンで、FedExCup開始は2007年。米男子賞金額は公式記録集の総獲得賞金表を使用し、1975年以降の公式賞金とは区分が異なる。国内男子は当時の賞金加算対象を集計し、現行のツアー区分を過去へそのまま当てはめない。女子の大会欄は開催年の結果をまとめて掲載する。
メジャーの勝者を、一望する
MAJOR CHAMPIONS1974年に起きたこと
WORLD & JAPAN世界のゴルフ
春のオーガスタから夏のリンクス、女子の主要タイトルと年間賞まで。
- 4月
ゲーリー・プレーヤー、オーガスタの頂点へ
ゲーリー・プレーヤーが278打で優勝。1961年に続くグリーンジャケットを獲得し、この年は夏の全英でも頂点に立った。
- 6月
ヘール・アーウィンの全米オープン
ヘール・アーウィンが287打で優勝。優勝スコアは7オーバー。ウイングドフットの難しさが、そのまま数字に表れた大会だった。
- 7月
ゲーリー・プレーヤー、全英で刻んだ282打
ゲーリー・プレーヤーが全英オープンを282打で制した。リンクスでの四ラウンドをまとめ、クラレットジャグを手にした。大会を決めた場面は、下のストーリーでも辿れる。
- 8月
- 年間
- 年間
米女子、賞金と年間賞の顔ぶれ
ジョアン・カーナーが賞金首位、年間最優秀選手、平均ストロークのヴェア・トロフィーをそろえた。一大会の優勝だけでなく、年間を通じた強さでもツアーの中心に立った。
日本のゴルフ
賞金争いと男女の主要選手権。海外の結果と並べて、この年の日本を振り返る。
この年を、もう少し深く
STORIES OF 1974女子部から、独立した協会へ。
1967年に日本プロゴルフ協会の女子部として発足した組織が、1974年に独立。日本女子プロゴルフ協会として歩み始めた。大会が育つ歴史とともに、それを支える組織も形を変えていた。
1950年代、60年代、70年代。
プレーヤーの全英優勝は1959年、1968年に続く三度目。三つの年代にまたがる勝利となった。この年はマスターズも制しており、15年前の最初の全英から、第一線で勝ち続ける姿を示した。
壁際では、左打ちのパット。
最終日は終盤にボギーを重ね、18番ではクラブハウスの壁際から左打ちでパットをする場面もあった。それでも合計282打で、ピーター・ウースターハイスに4打差。積み上げたリードを守った。
