ゴルフ史

1968年

天城で、最初の日本女子プロ選手権。

グランドモナークを時代のアイコンに、世界と日本の賞金・主要大会・ゴルフの歩みを振り返る。前年に女子部が発足し、この年は第1回日本女子プロゴルフ選手権が開かれた。初代王者は樋口久子。同じ年、カーヌスティではプレーヤーの3番ウッドが全英の勝負を動かす。

この時代のドライバー

1968年登場、MIZUNO グランドモナークのドライバー実物写真。1968年の時代を振り返るアイコン。

1968年登場のグランドモナーク。後年まで続くシリーズの初期モデルを、木目とフェースの見える実物写真で振り返る。

賞金王と、この年の競技の歩み

SEASON LEADERS

世界と日本の賞金首位。ツアー制度の成立前、戦時の未集計、参考記録は区別して読む。

  • 米男子 · PGAの記録

    1968年

    ビリー・キャスパー

    $205,168.67

    年間獲得賞金 首位(total money)

    公式記録集に掲載された年間の賞金首位。現在のボーナスや後年のシーズン区分とは合算しない。

  • 米女子 · LPGA

    1968年

    キャシー・ウィットワース

    $48,379

    年間賞金ランキング 1位

    米女子ツアーの年間賞金首位。大会優勝やアマチュアのメジャー優勝とは分けて振り返る。

  • 日本男子 · ツアー制以前

    1968年の参考記録

    細石憲二

    ¥6,000,000

    参考:獲得賞金首位

    当時の取材記録による年間2勝。1973年以降の公式ランキングとは区別する。海外競技を含む当時の参考集計。

  • 日本女子 · 国内ツアー

    1968年

    樋口久子

    ¥350,000

    年間賞金ランキング 1位

    年間2勝。創成期の女子ツアーで、樋口久子が賞金女王となった。

男子メジャーは4大会の開催・休止を表示。全米プロは1957年までマッチプレー、1958年からストロークプレー。女子は当時の主要選手権を並べ、後年の4大会・5大会制を遡らせない。

メジャーの勝者を、一望する

MAJOR CHAMPIONS

1968年に起きたこと

WORLD & JAPAN

世界のゴルフ

開催されたメジャーと、その休止。女子の舞台や年間の成績にも目を向ける。

  1. 年間

    ボブ・ゴールビーのマスターズ

    ボブ・ゴールビーがマスターズを合計277打で制した。

  2. 年間

    リー・トレビノの全米オープン

    リー・トレビノが全米オープンを合計275打で制した。

  3. 年間

    ゲーリー・プレーヤーの全英オープン

    ゲーリー・プレーヤーが全英オープンを合計289打で制した。

  4. 年間

    ジュリアス・ボロスの全米プロ

    ジュリアス・ボロスが全米プロを合計281打で制した。

  5. 年間
  6. 年間

    シーズンを通じた賞金の頂点

    ビリー・キャスパーが米男子の年間首位、キャシー・ウィットワースが米女子の賞金首位。メジャー一大会の勝者と、シーズン全体で積み上げた成績を並べて振り返る。

日本のゴルフ

全国選手権、アマチュア、女子の競技。賞金制度が整う前の時代から日本の歩みをたどる。

  1. 年間

    河野高明の日本オープン

    河野高明が日本オープンに優勝。合計284打で全国タイトルを獲得した。

  2. 年間

    島田幸作、日本プロを制す

    島田幸作が習志野で行われた日本プロ選手権に優勝。国内の賞金争いとは別に、全国のプロが競う選手権の勝者として名前が残る。

  3. 年間

    日本アマチュアは大川清

    大川清が茨木CC西コースの日本アマチュアを制した。合計297打で優勝。

  4. 年間

    日本女子アマチュアの勝者

    井福羽留子が柏GCで優勝。記録されたスコアは240(+21)。

  5. 年間

    公式ツアー以前の賞金争い

    細石憲二が、当時の獲得賞金首位として参考記録に残る。当時の取材記録による年間2勝。1973年以降の公式ランキングとは区別する。海外競技を含む当時の参考集計。

  6. 年間

    樋口久子、創成期の賞金女王

    樋口久子が350,000円で国内女子賞金首位。年間2勝で、発足して間もない女子ツアーをけん引した。

  7. 年間

    日本女子プロも樋口久子

    樋口久子が日本女子プロ選手権に優勝。合計222打でタイトルを獲得した。

この年を、もう少し深く

STORIES OF 1968

初めての選手権は、静岡の天城。

第1回日本女子プロゴルフ選手権は、7月17〜18日に天城カントリークラブで開かれた。樋口久子が合計222打で優勝し、賞金15万円を獲得。女子プロの大会史に、最初の王者が刻まれた。

もう一つの始まり、TBS女子オープン。

同じ1968年には、TBS越谷ゴルフクラブでTBS女子オープンも始まった。こちらは後の日本女子オープンにつながる大会。日本女子プロ選手権と日本女子オープンは、別々の大会として歩みを重ねていく。

全英では、向かい風の3番ウッド。

プレーヤーは全英の14番で、最後の二ラウンド続けてイーグル。最終日は強い向かい風へ3番ウッドを振り抜いた。合計289打で、ニクラウスとチャールズを2打差でかわし、二度目の全英を勝った。