ゴルフ史

2001年

タイガースラム。丸山の初優勝。デュバルの全英。

2001年。プレサージュナビゲーターを道具の入口に、伊澤利光と不動裕理が頂点に立った国内ツアー、世界の男女メジャーと賞金争いを振り返る。四つのメジャーを続けて手にしたタイガー。丸山茂樹は米ツアー初優勝を挙げ、デュバルは全英で初めてメジャーを制した。

この年を象徴するドライバー

2001年登場のMIZUNO プレサージュナビゲーター。当時のドライバーの実物写真。

プレサージュナビゲーターは2001年のモデル。銀のソールに刻まれた名前が、2000年代初めのドライバーの記憶を呼び起こす。

この年、頂点に立った選手たち

SEASON LEADERS

世界の主要ツアーと日本の賞金ランキング。各ツアーのシーズン成績で振り返る。

  • 米男子 · PGA TOUR

    2001シーズン

    タイガー・ウッズ

    $5,687,777

    年間賞金ランキング 1位

    米男子の年間賞金首位。公式賞金の額で、ボーナスとは合算しない。

  • 米女子 · LPGA

    2001シーズン

    アニカ・ソレンスタム

    $2,105,868

    年間賞金ランキング 1位

    米女子の年間賞金首位。年間最優秀選手・平均ストローク賞とは別に読む。

  • 日本男子 · 国内ツアー

    2001シーズン

    伊澤利光

    ¥217,934,583

    年間賞金ランキング 1位

    国内男子ツアーの年間賞金首位。国内のみは181,688,883円。海外加算との違いも確認できる。国内優勝は5勝。

  • 日本女子 · JLPGA

    2001シーズン

    不動裕理

    ¥89,248,793

    年間賞金ランキング 1位

    年間4勝。2年連続の賞金女王。

女子メジャーは当時4大会。カナダの大会は2000年までメジャー、2001年から全英女子に交代した。米男子は暦年のシーズンで、FedExCup開始は2007年。女子の大会欄は開催年の結果をまとめて掲載する。

メジャーの勝者を、一望する

MAJOR CHAMPIONS

2001年に起きたこと

WORLD & JAPAN

世界のゴルフ

春のオーガスタから夏のリンクス、女子の主要タイトルと年間賞まで。

  1. 4月

    タイガー・ウッズ、オーガスタの頂点へ

    タイガー・ウッズが272打でマスターズ優勝。前年の全米・全英・全米プロと合わせ、年をまたいで四大メジャーのタイトルを同時に手にした。

  2. 6月

    レティーフ・グーセンの全米オープン

    レティーフ・グーセンとマーク・ブルックスが276打で並び、プレーオフへ。グーセンがサザンヒルズで勝ち、メジャー初優勝を手にした。

  3. 7月

    デビッド・デュバル、全英で刻んだ274打

    デビッド・デュバルが全英オープンを274打で制した。リンクスでの四ラウンドをまとめ、クラレットジャグを手にした。大会を決めた場面は、下のストーリーでも辿れる。

  4. 8月

    デビッド・トムズ、全米プロを制す

    アトランタ・アスレチッククラブの全米プロは、デビッド・トムズが合計265打で優勝。2位に1打差をつけた。

  5. 年間

    女子メジャーの勝者たち

    カリー・ウェブがメジャー2勝。全米女子オープンはカリー・ウェブ、全米女子プロはカリー・ウェブが優勝。デュモーリエに代わり、全英女子オープンがメジャーに加わった。

  6. 年間

    アニカ・ソレンスタムの「59」と年間賞

    アニカ・ソレンスタムがスタンダード・レジスターPINGの第2ラウンドで59を記録。4日間も65・59・69・68の合計261打、27アンダーでまとめた。賞金首位、年間最優秀選手、ヴェア・トロフィーも獲得した。

日本のゴルフ

賞金争いと男女の主要選手権。海外の結果と並べて、この年の日本を振り返る。

  1. 年間

    伊澤利光が国内男子の賞金首位に

    伊澤利光が217,934,583円で賞金ランキング首位。前年とは違う選手が年間の頂点に立った。海外加算を含む額と、国内のみの額は成績カードで分けている。

  2. 年間

    不動裕理、年間4勝で賞金女王

    不動裕理が89,248,793円で国内女子の賞金ランキングを制した。年間4勝。2年連続の賞金女王。

  3. 大会

    手嶋多一の日本オープン

    手嶋多一が東京ゴルフ倶楽部 (埼玉県)で行われた日本オープンに優勝。合計277打でタイトルを獲得した。最終ラウンドは70で回った。

  4. 大会

    ディーン・ウィルソンの日本プロゴルフ選手権

    ディーン・ウィルソンがザ・クイーンズヒルゴルフクラブ (福岡県)で行われた日本プロゴルフ選手権に優勝。合計281打でタイトルを獲得した。最終ラウンドは74で回った。

  5. 9月

    島袋美幸、日本女子オープンの頂点へ

    室蘭で行われた日本女子オープンは、島袋美幸が合計302打で優勝。年間の賞金争いとは別に、この一週間を勝ち切った選手の名前も残しておきたい。

  6. 9月

    日吉久美子、日本女子プロを制す

    日吉久美子がロペC(栃木)で行われた日本女子プロ選手権に優勝。合計282打、6アンダーで2位に1打差をつけた。

この年を、もう少し深く

STORIES OF 2001

二つの年をまたぐ、四大会。

4月8日、ウッズがマスターズを制し、2000年の全米・全英・全米プロから続くメジャー四大会連続優勝を達成した。四冠が手元にそろった「タイガースラム」は、2000〜2001年をまたぐ記録だ。

丸山が、延長を勝ち切る。

丸山茂樹はグレーター・ミルウォーキー・オープンでチャールズ・ハウエル三世との延長を制し、米ツアー初優勝。PGA TOURの選手記録に並ぶ三勝の、最初の一つがこの年だった。

デュバル、週末の65と67。

全英ではデビッド・デュバルが週末を65、67打で回り、合計274打。ニクラウス・ファスに3打差をつけ、初のメジャー優勝を手にした。最後の五ホールをすべてパーでまとめての勝利だった。