1983年
青木功、128ヤードから米ツアー初優勝へ。
1983年。バンガードを道具の入口に、中嶋常幸と涂阿玉が頂点に立った国内ツアー、世界の男女メジャーと賞金争いを振り返る。ハワイアンオープンの最後に待っていたのは、ラフからの第三打だった。青木功が逆転イーグルで日本人初の米ツアー優勝。全英ではワトソンが五度目のジャグを手にする。
この年、頂点に立った選手たち
SEASON LEADERS世界の主要ツアーと日本の賞金ランキング。各ツアーのシーズン成績で振り返る。
米男子 · PGA TOUR
1983シーズン
$426,668
年間賞金ランキング 1位
米男子の年間賞金首位。公式賞金の額で、ボーナスとは合算しない。
米女子 · LPGA
1983シーズン
$291,404
年間賞金ランキング 1位
米女子の年間賞金首位。年間最優秀選手・平均ストローク賞とは別に読む。
日本男子 · 国内ツアー
1983シーズン
¥85,514,183
年間賞金ランキング 1位
国内男子ツアーの年間賞金首位。
日本女子 · JLPGA
1983シーズン
¥45,764,313
年間賞金ランキング 1位
年間9勝。2年連続の賞金女王。
女子メジャーは当時4大会。カナダの大会は2000年までメジャー、2001年から全英女子に交代した。米男子は暦年のシーズンで、FedExCup開始は2007年。国内男子は当時の賞金加算対象を集計し、現行のツアー区分を過去へそのまま当てはめない。女子の大会欄は開催年の結果をまとめて掲載する。
メジャーの勝者を、一望する
MAJOR CHAMPIONS1983年に起きたこと
WORLD & JAPAN世界のゴルフ
春のオーガスタから夏のリンクス、女子の主要タイトルと年間賞まで。
- 4月
- 6月
- 7月
- 8月
- 年間
女子メジャーの勝者たち
当時の女子メジャーは、すべて異なる選手が制した。全米女子オープンはジャン・スティーブンソン、全米女子プロはパティ・シーハンが優勝。ディナショアがメジャーに加わり、女子は4大会となった。
- 年間
日本のゴルフ
賞金争いと男女の主要選手権。海外の結果と並べて、この年の日本を振り返る。
この年を、もう少し深く
STORIES OF 1983最後のホールで、一打を追う。
青木功と首位を争ったジャック・レナーは、18番でバーディを奪って先に上がった。青木には追いつくためのバーディが必要になる。ところが第二打は左へ曲がり、ラフから128ヤードを残した。
ウェッジの球が、そのまま入る。
青木はピッチングウェッジで第三打を放った。球はグリーンで弾んでカップに入り、逆転のイーグル。2月13日、日本人初の米ツアー優勝を果たす。1981年の本格参戦から続けた挑戦が実った。
ワトソンは、最後に2番アイアン。
全英ではワトソンが18番の第二打で、218ヤードを2番アイアンで捉えた。2パットのパーで締め、合計275打、1打差で五度目の優勝。青木のウェッジとともに、勝利を決める道具の一打が残った。
