疲労・ラウンド後半
ラウンド後半にショットが乱れるのは、疲労のせい?
疲労は原因の一つになり得ますが、後半に乱れたという結果だけでは特定できません。身体疲労は動作、精神疲労は注意や判断へ影響する可能性があります。
疲労は、ラウンド後半にショットが乱れる原因の一つです。ただし「後半に崩れた=疲労が原因」とは決められません。
疲労の影響は、単純なヘッドスピード低下だけに出るわけではありません。2026年の研究では、体幹を疲労させた後にゴルファーの体幹や足首の動きが変化しましたが、スイング速度には有意な低下が見られませんでした。別の研究では、身体疲労や精神疲労によって視線行動やショット精度が変化しています。速度が保たれていても、動きの配分や注意の使い方が変わる場合があります。
18ホールを歩いた場合とカートを使った場合を比べた2026年の研究では、歩行の方が身体的な負荷とラウンド後の神経筋疲労は大きかったものの、クラブヘッド速度とボール初速には全体として有意な差がありませんでした。
後半の乱れには、風や気温、ライ、ホール難度、待ち時間、プレッシャー、補給不足、通常のショット変動も混ざります。複数ラウンドで前半と後半の打点、散らばり、速度、判断ミス、主観的な疲労を同じ基準で比べ、疲れが強いほど同じ指標が繰り返し悪化するかを見ると、疲労仮説を評価しやすくなります。
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