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ゴルフ百科

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球筋・数値・理論を、必要なときに確かめる。

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芝・グリーン

ゴルフ場で使うライグラスって、どんな芝?

ゴルフ場でいうライグラスは、多くの場合ペレニアルライグラスを指す寒地型芝です。発芽が速く短期間で芝面を作りやすいため、涼しい地域のティー・フェアウェイ・ラフや、暖地型芝が冬に休眠する地域のオーバーシードに使われます。高温や病害への弱さもあるので、通年どこでも使いやすい芝ではありません。

芝・グリーン

グリーンの芝は、リン酸肥料を増やすと根が強くなる?

リンは根の形成や生育に必要ですが、十分にある状態でリン酸肥料を増やしても、根が比例して強くなるわけではありません。不足しているときは土壌分析などで確認して補うのが基本です。

芝・グリーン

グリーンの芝に鉄を使うのはなぜ?

鉄は葉緑素の形成などに必要な微量要素で、グリーンでは芝色を整える目的でも使われます。窒素ほど葉の伸びを強く促さずに濃い緑色を出しやすいのが特徴です。ただし、黄色い芝の原因が必ず鉄不足とは限らないため、必要性は芝の状態や根域条件で判断します。

芝・グリーン

グリーンで深い穴を開けるディープタインは、何のため?

通常のコアリングでは届きにくい深い根域の締まりをほぐし、水と空気の通り道を作るためです。深い部分の硬い層を割ることで、排水・通気・根の伸びを助けます。表層の有機物を抜き取るコアリングとは役割が異なります。

芝・グリーン

芝の病気はカビだけ?細菌でも起きる?

細菌が原因になる芝の病害もあります。ただ、ゴルフ場のグリーンで見られる芝病害の多くは真菌などによるもので、黄化や葉が伸びる症状だけを見て細菌性と決めつけることはできません。

芝・グリーン

猛暑が続くと、ゴルフ場はグリーンをどう守るの?

芝への負担を減らすため、刈高や刈込み頻度を調整し、水分を細かく確認して必要な場所だけ散水します。風通しや人・機械の交通も管理し、速さより芝を生かすことを優先する場合があります。

芝・グリーン

ゴルフ場の散水には、水道水を使っているの?

使うこともありますが、水道水だけとは限りません。地下水、河川や貯水池の水、雨水をためた水、処理した再生水などを使い、複数を組み合わせるゴルフ場もあります。水源は立地、水質、利用許可、費用で変わります。

芝・グリーン

ゴルフ場の農薬は、雨で川や池に流れ出さないの?

流れ出る可能性はあります。散布した農薬の一部が雨や排水とともに水域へ移ることがあるため、使用方法や散布条件、排水を管理し、排水口の濃度も監視されています。適正管理は「絶対に流れない」ことではなく、水質や水生生物への影響を抑えることです。

芝・グリーン

ゴルフ場は、雨水をどうやって排水しているの?

地表の傾斜や集水口で水を集めて流す方法と、土の中に入った余分な水を地下の排水管で抜く方法を組み合わせています。大雨に備えて、一時的に水をためたり土へ浸透させたりする場所を設けることもあります。

芝・グリーン

ゴルフ場は、グリーンとラフで芝刈り機を使い分けているの?

使い分けています。グリーンやフェアウェイでは低い刈高を均一に仕上げやすいリール式芝刈り機が中心で、ラフや周辺部ではロータリー式など、地形や刈高に合った機械を使います。

芝・グリーン

ゴルフ場の芝刈り機を電動にすると、何が変わるの?

主に、静かさ、走行中の排気、整備の手間が変わります。電動機はエンジン音を抑えやすく、油圧を使わない機種では油漏れの心配も減らせます。一方で、1回の充電で作業できる範囲や充電時間を見ながら運用する必要があります。

芝・グリーン

雨のあと、フェアウェイに水たまりが残る場所と残らない場所があるのはなぜ?

水が集まりやすい地形か、土へしみ込みやすいか、地下へ逃がす排水が機能しているかが場所ごとに違うためです。低い場所や平らな場所、締まった土、粘土質の多い場所では、同じ雨でも水が残りやすくなります。

芝・グリーン

ゴルフ場のスプリンクラーは、なぜ全部を一度に動かさないの?

全部を同時に動かすと必要な水量が急増し、配管やポンプで保てる流量・水圧の範囲を超えやすいからです。通常は散水する場所を区画に分け、設備の能力と各場所の必要水量に合わせて順番や同時運転数を調整します。

芝・グリーン

ゴルフ場の木は、どうやって倒木の危険を判断するの?

幹や太い枝の枯れ、亀裂、腐朽、根元の異常、傾きなどを点検し、折れたり倒れたりした場合に人やプレー区域へ届くかまで含めて判断します。見た目だけで分からない場合は、樹木の専門家が内部の腐朽や根の状態を詳しく調べます。

芝・グリーン

ゴルフ場の木は、どこに植えるかをどう決めるの?

成木になったときの大きさを前提に、打球線、安全性、芝の日照や風通し、根の影響、景観、維持管理をまとめて見て決めます。今は邪魔にならない場所でも、木が育つとプレー幅や芝の状態を大きく変えるためです。

芝・グリーン

ゴルフ場の池に噴水があるのはなぜ?

景観を良くするだけでなく、水を動かして池の循環や曝気を助け、水質管理に役立てる目的もあります。水がよどみにくくなることで藻類の増殖を抑える助けになりますが、噴水だけで水質問題が解決するわけではありません。

芝・グリーン

病気に強い芝の品種なら、農薬は減らせるの?

減らせる可能性があります。病害抵抗性の高い品種は病気の発生を抑え、殺菌剤の散布回数や量を減らせる例がありますが、病気の種類や気候、管理条件で効果が変わるため、農薬が不要になるわけではありません。

芝・グリーン

ゴルフ場で使う芝の種は、発芽率だけ見れば品質が分かるの?

いいえ。発芽率は重要ですが、それだけでは十分ではありません。目的の芝の種がどれだけ含まれるか、雑草種子や異物の混入、品種の同一性、検査日なども確認し、ゴルフ場では地域や用途に合う品種かまで見て選びます。

芝・グリーン

ゴルフ場では、ドローンで芝の異常をどう見つけるの?

空撮や近赤外・熱画像などを地図化し、色・反射・温度のムラを比べて乾燥や生育ストレスの候補を見つけます。見た目に出る前の差を捉えることもありますが、画像だけで原因は決めず、現地の水分計測や目視で確認します。

芝・グリーン

ゴルフ場の芝で、同じ殺菌剤を使い続けると効きにくくなるの?

起こり得ます。同じ作用機構の殺菌剤を繰り返すと、その薬が効きにくい病原菌が生き残りやすくなり、集団の中で薬剤耐性を持つ菌の割合が増えるためです。製品名だけを変えるのではなく、作用の違う薬剤を使い分けることが重要です。

芝・グリーン

植物成長調整剤を使うと、グリーンの芝は密になるの?

密度が高まることはありますが、植物成長調整剤を使えば必ず芝が密になるわけではありません。主な働きは縦方向の伸びを抑えることで、適切な管理条件では芝密度や葉の細かさが改善することがあります。

芝・グリーン

ゴルフ場は、なぜ冬にオーバーシードするの?

暖地型芝が休眠する冬でも、緑色と打ちやすいライを保ち、プレーによる傷みからの回復を補うためです。多くはライグラスなどを既存の芝の上からまきます。水や刈込みの負担が増え、春の切り替えも必要になるため、あえて行わないコースもあります。

芝・グリーン

バンカーの砂は、白いほど質がいいの?

いいえ。白さは主に見た目の要素で、バンカーの打ちやすさや排水性を直接決めるものではありません。砂の品質は、粒の大きさや形、細かい土の混ざり方、排水、締まりやすさなどで判断します。