ゴルフ史

1951年

全英が、海を渡って北アイルランドへ。

ミズノ トーナメントを時代のアイコンに、世界と日本の賞金・主要大会・ゴルフの歩みを振り返る。ロイヤルポートラッシュで、マックス・フォークナーが全英を制した。スコットランドとイングランドを離れた初めての開催。同じ年、米国ではホーガンが全米を連覇する。

この時代のドライバー

1936年登場、MIZUNO ミズノ トーナメントのドライバー実物写真。1951年の時代を振り返るアイコン。

1936年登場のミズノ トーナメント。戦前に作られた木製ヘッドを、この時代の道具のアイコンとして選んだ。この年の新発売ではなく、登場年を明記した継続モデルとして掲載する。

賞金王と、この年の競技の歩み

SEASON LEADERS

世界と日本の賞金首位。ツアー制度の成立前、戦時の未集計、参考記録は区別して読む。

  • 米男子 · PGAの記録

    1951年

    ロイド・マングラム

    $26,088.83

    年間賞金首位(歴代記録)

    公式記録集に掲載された年間の賞金首位。現在のボーナスや後年のシーズン区分とは合算しない。

  • 米女子 · LPGA

    1951年

    ベーブ・ディドリクソン・ザハリアス

    $15,087

    年間賞金ランキング 1位

    米女子ツアーの年間賞金首位。大会優勝やアマチュアのメジャー優勝とは分けて振り返る。

  • 日本男子 · ツアー制以前

    1951年

    現行ランキングの成立前

    公式ツアー賞金王の対象外

    現行のツアー制度は1973年開始。この年の日本は、全国選手権やアマチュア競技、競技再開の歩みで振り返る。

  • 日本女子 · 国内ツアー

    1951年

    ツアー賞金記録の成立前

    歴代賞金女王表は1968年から

    日本プロゴルフ協会の女子部が1967年に発足。1968年からの歴代賞金女王表を、この年へ遡らせない。

男子メジャーは4大会の開催・休止を表示。全米プロは1957年までマッチプレー、1958年からストロークプレー。女子は当時の主要選手権を並べ、後年の4大会・5大会制を遡らせない。「アマ」は優勝当時のアマチュア資格を示す。

メジャーの勝者を、一望する

MAJOR CHAMPIONS

1951年に起きたこと

WORLD & JAPAN

世界のゴルフ

開催されたメジャーと、その休止。女子の舞台や年間の成績にも目を向ける。

  1. 年間

    ベン・ホーガンのマスターズ

    ベン・ホーガンがマスターズを合計280打で制した。

  2. 年間

    ベン・ホーガンの全米オープン

    ベン・ホーガンが全米オープンを合計287打で制した。

  3. 年間

    マックス・フォークナーの全英オープン

    マックス・フォークナーが全英オープンを合計285打で制した。

  4. 年間

    サム・スニードの全米プロ

    サム・スニードが全米プロに優勝。決勝は7 and 6で決着した。当時はマッチプレーで、72ホールの合計打数で争う方式ではなかった。

  5. 年間
  6. 年間

    シーズンを通じた賞金の頂点

    ロイド・マングラムが米男子の年間首位、ベーブ・ディドリクソン・ザハリアスが米女子の賞金首位。メジャー一大会の勝者と、シーズン全体で積み上げた成績を並べて振り返る。

日本のゴルフ

全国選手権、アマチュア、女子の競技。賞金制度が整う前の時代から日本の歩みをたどる。

  1. 年間

    小野光一の日本オープン

    小野光一が日本オープンに優勝。合計288打で全国タイトルを獲得した。公式記録の当時の表記は孫士釣。小野光一と同じ選手として読む。

  2. 年間

    石井哲雄、日本プロを制す

    石井哲雄が広野で行われた日本プロ選手権に優勝。国内の賞金争いとは別に、全国のプロが競う選手権の勝者として名前が残る。

  3. 年間

    日本アマチュアはP.Abraham

    P.Abrahamが相模CCの日本アマチュアを制した。決勝は1UP。当時のマッチプレーでの勝利だった。

  4. 年間

    道具に残る、戦前からのつながり

    1936年登場のミズノ トーナメント。戦前に作られた木製ヘッドを、この時代の道具のアイコンとして選んだ。

この年を、もう少し深く

STORIES OF 1951

スコットランドとイングランドの外で。

1951年、全英は北アイルランドのロイヤルポートラッシュへ。1860年から続く大会が、初めてスコットランドとイングランド以外で開かれた。鮮やかな服装でも知られるフォークナーが、その大会の優勝者になる。

6打の貯金を、最後まで守る。

フォークナーは71、70、70で最終ラウンドを6打リードで迎えた。最後は74だったが、合計285打。追い上げたアルゼンチンのアントニオ・セルダを2打差で振り切り、ジャグを手にした。

米国では、ホーガンが連覇。

オークランドヒルズの全米オープンでは、ベン・ホーガンが287打で優勝。クレイトン・ヘフナーを2打差で退けた。前年のメリオンでの復活優勝に続き、二年連続で全米の頂点に立った。