ゴルフ百科事典

ラフの「芝密度」とは?

ラフ・芝密度

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まず答え

ラフのは、一定面積の中に葉や茎がどれだけ詰まっているかという芝の混み具合です。高さとは別の要素で、同じでも密度や草種が違えばボールの沈み方やクラブへの抵抗は変わります。ラフの難しさは高さだけでは決まりません。

詳しい解説

ラフの芝密度は、芝の葉や茎が一定面積の中にどれだけ多く存在し、どの程度まとまった芝の層を作っているかを表す考え方です。『芝が高いか低いか』という刈高とは別で、同じ高さでも薄いラフと密なラフではボールのライが大きく変わります。

同じ高さでも芝の密度や葉・茎の構造で、球の支え方とクラブへの抵抗は変わります。高さや密度だけでは難度を決められず、実際のボールライ、芝種、水分も確認します。図は芝種の識別図や、球の位置を予測する図ではありません。

密度が高い芝では、葉や茎がボールやクラブヘッドへ触れる量が増えやすくなります。ただし、密度が高ければ必ずボールが深く沈むわけではありません。短く密な芝では葉の層がボールを支えて高い位置に浮くこともあり、USGAはフェアウェイの低刈りで分げつが増えて葉密度が高まり、ボールが芝の上に乗りやすくなる例を説明しています。

ラフでは高さと草種の構造が加わります。のように横へ伸びる茎が絡み合う芝は、同じ高さの寒地型芝よりクラブヘッドへの抵抗が大きくなることがあります。USGAは、バミューダグラスのラフでは葉の下に硬く絡み合う茎があり、高さが比較的低くても強い抵抗を生むと説明しています。

季節でも密度は変わります。生育が旺盛な時期は葉や茎が増えてラフが厚くなりやすく、低温や強い交通、日陰などで芝が弱ると密度が落ちます。同じ刈高を維持していても、春と秋、乾燥期と生育期で難しさが変わるのはこのためです。

したがって、ラフのプレー性を見るときは刈高だけでなく、芝密度、草種、葉や茎の向き、水分、生育速度を合わせて考えます。『3センチだから易しい』『5センチだから難しい』のように高さだけで判断することはできません。