ゴルフ史

1954年

トムソンの初優勝。日本ではゴールドメダル。

ゴールドメダルを時代のアイコンに、世界と日本の賞金・主要大会・ゴルフの歩みを振り返る。24歳のピーター・トムソンが、初開催のロイヤルバークデールで全英を制した。オーストラリア勢初の優勝。同じ年、日本ではミズノのクラブ「ゴールドメダル」が発売される。

この時代のドライバー

1954年登場、MIZUNO ゴールドメダルのドライバー実物写真。1954年の時代を振り返るアイコン。

1954年登場のゴールドメダル。黒いヘッドと赤いマークが印象的な、木製ドライバーの一本。

賞金王と、この年の競技の歩み

SEASON LEADERS

世界と日本の賞金首位。ツアー制度の成立前、戦時の未集計、参考記録は区別して読む。

  • 米男子 · PGAの記録

    1954年

    ボブ・トスキ

    $65,819.81

    年間賞金首位(歴代記録)

    公式記録集に掲載された年間の賞金首位。現在のボーナスや後年のシーズン区分とは合算しない。

  • 米女子 · LPGA

    1954年

    パティ・バーグ

    $16,011

    年間賞金ランキング 1位

    米女子ツアーの年間賞金首位。大会優勝やアマチュアのメジャー優勝とは分けて振り返る。

  • 日本男子 · ツアー制以前

    1954年

    現行ランキングの成立前

    公式ツアー賞金王の対象外

    現行のツアー制度は1973年開始。この年の日本は、全国選手権やアマチュア競技、競技再開の歩みで振り返る。

  • 日本女子 · 国内ツアー

    1954年

    ツアー賞金記録の成立前

    歴代賞金女王表は1968年から

    日本プロゴルフ協会の女子部が1967年に発足。1968年からの歴代賞金女王表を、この年へ遡らせない。

男子メジャーは4大会の開催・休止を表示。全米プロは1957年までマッチプレー、1958年からストロークプレー。女子は当時の主要選手権を並べ、後年の4大会・5大会制を遡らせない。

メジャーの勝者を、一望する

MAJOR CHAMPIONS

1954年に起きたこと

WORLD & JAPAN

世界のゴルフ

開催されたメジャーと、その休止。女子の舞台や年間の成績にも目を向ける。

  1. 年間

    サム・スニードのマスターズ

    サム・スニードがマスターズを合計289打で制した。本戦の同スコアから延長戦で勝負を決めた。

  2. 年間

    エド・ファーゴルの全米オープン

    エド・ファーゴルが全米オープンを合計284打で制した。

  3. 年間

    ピーター・トムソンの全英オープン

    ピーター・トムソンが全英オープンを合計283打で制した。

  4. 年間

    チック・ハーバートの全米プロ

    チック・ハーバートが全米プロに優勝。決勝は4 and 3で決着した。当時はマッチプレーで、72ホールの合計打数で争う方式ではなかった。

  5. 年間
  6. 年間

    シーズンを通じた賞金の頂点

    ボブ・トスキが米男子の年間首位、パティ・バーグが米女子の賞金首位。メジャー一大会の勝者と、シーズン全体で積み上げた成績を並べて振り返る。

日本のゴルフ

全国選手権、アマチュア、女子の競技。賞金制度が整う前の時代から日本の歩みをたどる。

  1. 年間

    林由郎の日本オープン

    林由郎が日本オープンに優勝。合計293打で全国タイトルを獲得した。

  2. 年間

    石井茂、日本プロを制す

    石井茂が広野で行われた日本プロ選手権に優勝。国内の賞金争いとは別に、全国のプロが競う選手権の勝者として名前が残る。

  3. 年間

    日本アマチュアは三好徳行

    三好徳行が茨木CC東コースの日本アマチュアを制した。決勝は4 and 3。当時のマッチプレーでの勝利だった。

  4. 年間

    全日本女子ゴルフ競技大会の勝者

    西邑敦子が我孫子GCで優勝。決勝は2 and 1のマッチプレーだった。全日本女子ゴルフ競技大会として開催された時代。1959年からJGA主催の日本女子アマチュアとなる。

この年を、もう少し深く

STORIES OF 1954

14年待った、バークデール。

ロイヤルバークデールでは1940年に全英を開く予定だったが、戦争で中止となった。実現したのが1954年。トムソンは初出場の6位、その後二年続いた2位を経て、この新しい舞台へ来た。

三人を、1打差でかわす。

72、71、69、71の合計283打。ロック、ダイ・リース、シド・スコットの三人を1打差で退け、オーストラリア勢で初めて全英を勝った。ここから三連覇へ進む、最初の一勝となる。

ミズノの年表に、ゴールドメダル。

ミズノは1954年、ゴルフクラブ「ゴールドメダル」を発売した。1933年のスターライン、1949年の養老工場での一貫生産に続く節目。